はちみつの栄養について、効果的なはちみつ栄養の取り方など解説

はちみつは、天然の栄養成分の宝庫などと言われて、さまざまな栄養成分がバランスよく含まれており、咳・喉の痛み対策や風邪予防、保湿、抗菌・殺菌、腸内環境を整えるなどの、体に嬉しい効果が期待できます。

この記事では、そんなハチミツの栄養と効果的な活用法をご紹介。ぜひ普段のセルフケアに上手にとりいれてみてください。

 

はちみつの栄養成分

はちみつの定義は、ミツバチが植物の花蜜(かみつ)から蜜を集め巣房(すぼう)に持ち帰る熟成させた天然の甘味物質のこと。その過程ではちみつのの栄養素は作り上げられます。

花蜜を集めるミツバチ

はちみつの栄養成分

まずははちみつの栄養成分を理化学的にご紹介します。

七訂食品成分表より

お花の種類やミツバチの種類などにより若干の変化はありますが、基本的には上記の通りです。

はちみつにはビタミンやミネラルが含まれた天然甘味料です。

ミツバチははちみつだけでなく、花粉も集めて巣に持ち帰ります。その為はちみつ1g中に3~20万個もの花粉が入っています。その花粉には、たんぱく、ビタミン、カルシウム、カリウム、鉄、さらに私たちの健康に必要なミネラルが含まれております。ですからはちみつは糖分だけではないのです。

ミツバチが集めたお花の花粉

はちみつは砂糖の1/3の容量でほぼ同じ甘さ、しかもカロリーは砂糖よりも抑えめです。

はちみつ小さじ1杯強と、お砂糖大さじ1杯が、ほぼ同じ甘さになります。(お砂糖の約1/3の容量でほぼ同じ甘さ)また、はちみつのカロリーは294kcal/100g、砂糖のカロリーは384kcal/100g(七訂日本食品標準成分表より)ですので、 はちみつはお砂糖より20%強カロリー抑えめの甘味です。

はちみつは消化吸収に優れ効率よくエネルギーになります

人は一日に必要なエネルギーの6割を糖質から摂取します。はちみつの主成分は果糖とブドウ糖で、どちらもこれ以上分解する必要のない単糖類です。ご飯やパン、砂糖などの各種糖質が体内でエネルギーとして使われるためには、体内でブドウ糖と果糖あるいは麦芽糖に分解した後、消化吸収されますが、はちみつは即エネルギーとして使うことができます。そのため、胃や腸に負担がかかりにくく、すぐにエネルギーとして吸収されるため、疲れた時や運動中のエネルギー補給に優れた食品です。

効率的なはちみつを摂るポイント

このように栄養バランスよいはちみつをより有効的に摂取してもらうポイントや注意点をご紹介します。

熱にご用心

はちみつ中の成分でビタミンや酵素などは、長時間の加熱や、60度以上の高温に弱いので、加熱している最中に入れず、冷めてから入れるなど、工夫をしましょう。

乳児にはご用心

ハチミツは1歳未満の乳児には与えないでください。

腸内環境が整っていない1歳未満の乳児は、はちみつに混入しているボツリヌス菌によって「乳児ボツリヌス症(食中毒)」を発症するリスクがあります。なお、ボツリヌス菌は加熱で死滅しないため、はちみつ入り飲料・お菓子も1歳になるまでは与えないようにしましょう。

寝る1時間前と食前に

ブドウ糖は成長ホルモンを分泌して、寝ている間に疲れをとって体を回復させています。
疲労回復のために寝る1時間前に食べると良いです。また、食前に食べると消化不良を防げます。

おススメのはちみつの摂り方

はちみつと同時に摂ることでさらにいいとされている食材をご紹介します。

はちみつとレモン

はちみつに不足しているビタミンCを補うと、ビタミン補給ができます。そのためレモンが最適です。

【作り方】
①レモンはよく洗ってヘタを切り落とし、薄くスライスする。
②ふた付きの瓶にスライスしたレモンを入れて、はちみつを加える。
③冷蔵庫で2日ほど置いて、完成。

レモン漬け

はちみつと柚子

【作り方】

①柚子は4mmの輪切りにする。

②ガラス瓶に柚子の輪切りを4~5枚いれ、はちみつを大さじ1入れる。これを繰り返す。

③最後に、柚子がかくれるくらいのはちみつを入れる。

注意点 カビなのが生えることがあるので毎日攪拌(かくはん)を忘れずに

はちみつと生姜

生姜にも抗酸化作用、抗菌・殺菌作用があるので、はちみつと一緒に食べればパワー倍増。

【作り方】

①生姜は薄切りにします。

②生のまま保存容器に入れて、はちみつを注ぎ入れます。

③そのまま室温に置いておけば、生姜汁がはちみつの中に溶け出して、翌日ぐらいから使えるようになります。

注意点 カビなのが生えることがあるので毎日攪拌(かくはん)を忘れずに!

はちみつの種類で栄養価の違い

お花の種類ではちみつの栄養価も若干の違いがありますのでここで解説します。

マヌカハニー

ニュージーランドだけに自生する6~8m程のフトモモ科の樹木で、小さな白い花をたくさん咲かせます。南半球という こともあり、日本とは違い12月~1月にかけて約3週間程の短い期間に花を咲かせます。

マヌカの蜂蜜は、濃い色をしていて、少しクセのある味です。良薬、口に苦しではないですが、少々食べにくいハチミツではありますが、効能はMGO(メチルグオキサート)という成分がマヌカハニーに入っているところでしょうか。

マヌカの花とミツバチ

国産アカシア

透明度が高く、味にクセがない蜂蜜です。最近低GI食品であることもわかってきました。

*GIとは、炭水化物を含む食品を食べたときの、血糖値の上がりやすさを表した指数。低GI食品は、メタボリックシンドローム予防に有効な食品です。

アカシア

国産そばはちみつ

そば蜜の効能や特徴はその色と香り。褐色というより黒に近い色で、強い香りがあり、黒砂糖を思わせる濃厚な味わいがあります。甘味の中にえぐみを含む独特な風味が特徴です。ミネラル・鉄分が通常のはちみつより若干多いことがわかっています。

このそば蜜、日本ではメディアに取り上げられブームとなりましたが、海外では以前から注目されてきました。フランスではそば粉ばかりでなく、そば蜜も高級食材として人気があります。

そば畑

甘露蜜

樹木から分泌される樹液をアブラムシなどの小さな昆虫が吸います。その昆虫は樹液からタンパク質だけを体内に取り込み、その後糖分をだけを水滴のように分泌して葉に残します。それが「甘露蜜」です。この甘露蜜をミツバチが巣に持ち帰りはちみつとなるのです。

まとめ

はちみつのに含まれる栄養成分には、良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、アミノ酸や酵素といった栄養素も豊富に含まれている、非常に栄養価の高い健康食品であります。

ハチミツに含有されているビタミン類には、ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンなどがあり、ミネラル類としてはカリウムを多く含んでいる他、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガンなどが含有されています。

はちみつは松治郎のはちみつがおすすめ

松治郎がおススメするはちみつは、

蜜匠アカシアはちみつ蜜匠そばはちみつ海外厳選マヌカハニーとなります。是非一度ご賞味ください。

はちみつを食べ過ぎるとどうなる?

今回は、はちみつを食べ過ぎるとどうなる?1日の摂取量の目安などを解説いたします。

はちみつを食べ過ぎるとどうなる?1日の摂取量の目安などを解説!

健康によく、美容にもいいはちみつ体にいいからたくさん食べればもっと体によくなるか?と言えばそれは間違い。どんな食品でも食べ過ぎは絶対ダメで大体の必要摂取量ってあるものです。私たち人間の体に必要な量というものです。はちみつにも1日の摂取量の目安があります。おススメするのは、カレースプーン1杯~2杯が1日のはちみつ摂取量の目安となります。カレースプーン1杯が一般的には大さじ1杯なので、1日のはちみつ摂取量は大さじ1杯~2杯ということになります。

はちみつの効果・効能

おさらいにもなりますが、もう一度はちみつの効果・効能について説明します。

消化吸収力を高める

ハチミツが身体にいい!っていわれてるんですが、私が思うに蜂蜜の一番凄いところってここじゃないかな?って思っています。それは消化吸収力の速さです。どういったことか?

その秘密は、蜂蜜の主成分の果糖とブドウ糖です。私たちの主食であるお米などの炭水化物は消化吸収されるまでに5~6時間かかります。食物繊維も同じようにかかります。次に糖質、デンプンといられる小麦や穀物類、肉などの動物性食品の消化には3~4時間。最後が糖類なのですが、糖類でも二糖類といわれる、お砂糖や牛乳やサツマイモや水飴は消化に10分~1時間なのですが、単糖類であるはちみつはなんと数分で消化吸収されてしまうのです。

人間の体内で食べ物消化させるには大量のエネルギーを使います。食事の消化活動に約1600キロカロリーを費やしています。 それは体を維持するエネルギー全体の約70%に達する量です。 1600キロカロリーといえば、フルマラソンの完走で消費するエネルギー量に相当します。 つまり、食べ物を消化する行為は、フルマラソン並みの激しい運動なのです。よって消化吸収が早いということは、エネルギー消費を少なくできるということになります。

ハチミツって身体にエコでしょ!

胃痛・腹痛を和らげる

はちみつに微量に含まれる亜鉛やポリフェノールには、炎症を起こした胃腸の粘膜の回復力を高める働きがあるため、 胃痛や腹痛を和らげる効果 があります。胃痛の時はカレースプーン1杯のはちみつを食べることで、症状が緩和されますたという報告も出ています。

保湿効果

最近全世界で化粧品の中にもたくさんはちみつがつかられるようになりました。それはこの保湿効果によるところが大きいと考えます。はちみつには「食べる」以外に様々な効果が期待されています。保湿力の高さを活かして洗顔後のパックやクレンジングとしての利用法があります。

いつもと同じように洗顔をした後、小さじ2杯程度のはちみつを顔全体になじませてください。少ししたらよくすすいで、はちみつを完全に洗い流せば終了です。

はちみつが洗顔後も残っていた汚れの詰まりを浮かせてくれるので毛穴もきれいになりますし、保湿まで済ませてくれるのでこれだけでクレンジングもパックも済んでしまいます。

保湿効果がスゴイといわれるはちみつ。その秘密は、はちみつ中の水分量に隠されています。粘性の高いはちみつですが、実は水分含有量が20%くらいあり、小麦粉と同じくらい。「水分量が少ないのに、なんで保湿効果が高いの?」と思いますが、水分量が少ないので空気中の湿度を吸い込む吸湿性がある食べ物なのです。ハチミツ成分が含まれた化粧品が多いのもそのため。お肌の水分を逃さずに、空気中から水分を集めてくれるのでしっとり潤いのある美肌ケアに役立つといわれています。

一日の摂取目安量は?

はちみつの1日の摂取量の目安は、15g~20gと言われています。グラム(g)で言われてもわからないという方はカレースプーン1杯~2杯が目安となります。

パンケーキにはちみつ

はちみつを食べ過ぎるとどうなる?

では質問がおおかったはちみつを食べ過ぎるとどうなるか?ということに対してお答えしていきます。しかしながらあくまでも個人差があることをご理解ください。

下痢

はちみつは中にはグルコン酸という成分が微量ですが入っており、本来ならそのグルコン酸を含み腸内細菌の働きを良くし、便通を改善してくれます。しかしはちみつ食べ過ぎればグルコン酸の効果がまして逆にお腹がゆるくなり下痢や腹痛などの不快な症状の原因になる可能性があります。

気持ち悪い

甘いはちみつを多量に摂取すれば、個人差はありますが気持ち悪くなることもあります。

太る

万能なはちみつといえどもあくまでも糖分なので、食べ過ぎると太る原因にはなります。

はちみつの食べ過ぎでの注意点とは?ボツリヌス菌ってなに?

糖尿病の方にも重要食品の判断基準になる低GI食品と言われているはちみつですが、やはり摂りすぎれば太りやすくなります。はちみつに含まれる果糖を摂りすぎると、肝臓に脂肪として蓄えられ、ブドウ糖も摂りすぎるとインスリンの働きにより中性脂肪に変えられ蓄えられるため糖尿病の原因になるます。はちみつの1日の摂取量はやはり大さじ1~2杯をおススメします。

蜂蜜には様々な健康効果や美容効果があることがわかりましたが、ボツリヌス菌という菌類が含まれていることをご説明しておかなくてはいけません。一体どんな菌で、どのような影響があるのでしょうか?蜂蜜に含まれるボツリヌス菌とは土壌の中に広く存在している菌の一つで、食べても腸内細菌によって死滅するため、特に体にとって害はありません。しかし、これは大人に限ります。赤ちゃん特に1歳未満の乳幼児にはボツリヌス菌に戦う腸内細菌が少ないため、蜂蜜は食べないでください。赤ちゃんがボツリヌス菌を持つはちみつを食べると、腸内で毒素を生成して乳児ボツリヌス症を発症する可能性があります。

巣蜜(すみつ)

まとめ

はちみつには、美肌に効果的なビタミンB1・B2をはじめ、ビタミン類や、他にもビタミンB6やビタミンC、葉酸などが含まれています。また、ミネラル類も、血液に関わるマグネシウムや鉄分、骨の発達に関わるカルシウムや、ナトリウムも含まれています。体内で生成することのできない、たんぱく質の元となるアミノ酸9種類や、抗酸化作用を持つポリフェノールなども微量ではありますが含んでおります。

そのようにはちみつですが、体や美容にいいからといって食べ過ぎてはいけません。1日の摂取量であるカレースプーン(大さじ)1~2杯を目安に使用してください。

はちみつは松治郎の舗のはちみつがおススメ

はちみつ屋松治郎の舗(まつじろうのみせ)は大正元年創業のはちみつ専門店です。今年で110年のミツバチとともに国産はちみつのラインナップとして蜜匠(みつしょう)ブランドを展開しております。希少な国産はちみつを是非ご賞味ください。

蜜匠シリーズはこちら https://www.matsujiro.shop/products/list?category_id=11

 寝る前の「スプーン1杯のはちみつ」おススメ

寝る前の「スプーン1杯」のはちみつが効果的ついての解説

寝る前の【スプーン1杯のはちみつ】で睡眠の質を改善してもらいたい。というお話

睡眠時間が短いほど食事が増して食べすぎてしまう。ということがよく言われています。確かに睡眠時間が短いとご飯を食べる時間も不規則になり、規則正しい食事がとれなくなります。睡眠時間が短いと太りやすいというのは、疑いようのない事実であり、「寝る大人はやせる」は証明されていると言っても過言ではありません。ただ、この睡眠と肥満の関係には、睡眠時間だけでなく睡眠の質という概念も重要のようです。

最近巷では、睡眠の質の書籍やまくらや寝具も多数販売されており、この【睡眠の質】は一つのテーマになっているようです。

7~8時間という十分な睡眠時間を取っていても、寝起きが悪かったり、日中に眠くなったりする人は睡眠時間が短いときと同じ状態で規則正しい食事ができず食欲が不安定になります。

特に夜中に目覚める、夢ばっかり見る、歯ぎしりがひどい、朝から肩こり、体がひえているといった症状がある人は、睡眠の質が低い可能性が高いです。これらの症状は、寝ているときに血糖値が下がってしまっていることが原因だと考えられます。

通常、人の体は就寝中は血糖値が下がらないような仕組みが備わっています。ただこれが、日中のストレスが強い、夕食で糖質制限をして糖質が不足しているなどがあると、寝ているときに低血糖になってしまうのです。

低血糖になると、体内では血糖値を上げようと「コルチゾール」というホルモンが作られます。コルチゾールは肝臓に働きかけて、血糖値を維持します。ただコルチゾールは血糖値だけではなく、体全体を興奮させるので、目を覚まさせたり噛みしめを起こしたりして、睡眠の質を下げることにもなります。

この低血糖を予防するために是非一度試して頂きたいのが、「寝る前のティースプーン1杯のはちみつ」なのです。

はちみつは、血糖値を緩やかに上げて、長時間血糖値を安定させる働きがあります。蜂蜜の主成分であるブドウ糖と果糖がバランスよく入っていることが、この血糖値の安定を作ってくれていると言われています。

寝る前にはちみつ食べたら太るのでは?

でも大抵のお客様は、ハチミツの寝る前に摂るなんて太ってしまうでしょう!と考えられ方が多いようです。ただ考えてほしいのですが、ティースプーン1杯のハチミツは、糖質は5g、カロリーは20kcalしかありません。これくらいのものを食べたからといって太ると思いますか? 

さらにはちみつに含まれるブドウ糖と果糖は単糖類といって糖のなかでも最も消化吸収力が高いのです。

もちろん、20kcalでも積み重ねれば太るという意見もわかります。しかし、はちみつで睡眠の質が高くなると食欲が通常の状態になれば、20kcalとは比べ物にならないくらいの、摂取カロリーが抑えられるのです。

夜中に体が冷えて目が覚める、噛みしめがある、しっかり寝ているつもりなのに日中に眠い、というのであれば、ぜひ寝る前にティースプーン1杯のはちみつを試してみてください。

効果的な利用法をご紹介

さらに効果的なのは赤ワインと一緒に寝る前に蜂蜜を摂取すればより効果的ですし、お酒が苦手という方はホットミルクと一緒にティースプーン1杯のはちみつもいいと思います。

ワインとはちみつ

寝る前におススメのはちみつ

寝る前なので、あまり味のクセが少ないはちみつがいいのではないでしょうか?

国産アカシアはちみつは、透明性が高く甘みも少なく味にクセがないはちみつとなります。

国産花々はちみつは、アカシアはちみつほどではないですが、さっぱりしたはちみつです。

はちみつはなぜ結晶化しますか?

結晶化したはちみつを元に戻す方法

どうだろ、1年に100件以上はお問合せのある案件
はちみつが白くなってた!
蜂蜜にカビが生えた!
ビンからでなくなった。。。等々

これはすべてはちみつの結晶化(けっしょうか)によるところが原因です。
はちみつは、早晩結晶化します。結晶化には、花蜜由来・気温・振動等によって変化はあるがいずれにしろ結晶します。

結晶化したはちみつ
結晶化したはちみつ

まず、花蜜由来から考察すると、ブドウ糖と果糖の比率により結晶化するスピードに変化がある。果糖比率が高い方が結晶しにくくなります。
あくまでも一般的には、草花の花蜜の方が木の花の蜜より結晶しやすい傾向があります。

日本で代表的な結晶しにくいはちみつと言えば、アカシア蜜です。その一方最も結晶しやすい蜜と言えば、菜の花蜜です。

細かくクリーム状になる結晶
細かくクリーム状になる結晶



菜の花蜜は採蜜して1週間もすれば、白く結晶化が始まるほどです。結晶の粒子も花蜜に由来するところが大きく、ざらつきのある結晶化になるものもあれば、結晶の粒子がとても細かくクリーム状になる結晶もあります。結晶粒子が細かいクリーム状のはちみつは、これはこれでまた舌ざわりがよくおいしいと思います。

そもそも蜂の巣にたまっているはちみつは結晶化しない

はちみつの結晶化には花蜜由来や振動・温度が影響するという話をしました。今回は、振動と温度の話をします。
そもそも蜂の巣にたまっているはちみつは結晶化しない。なぜでしょう???
ここにも結晶化の謎を解くカギがあります。
蜂の巣の中は動くことがありません(振動することがない)。それとハチの巣の温度は約34度と一定にミツバチにより保たれています。だから結晶しないのです。

蜂の巣は保温庫

ハチの巣の中は保温庫のような役割を果たしています。
一方、ビンに詰まったはちみつは、お客様に届くまでに揺れ、気温の変化を受けているので結晶化してしまうのです。

ご家庭でなるべく結晶させたくない方は、冷蔵庫についている野菜室などに保管するのがおすすめです。温度の変化が少なく振動がないため結晶化が若干遅くなります。

それでも結晶は遅かれ早かるしますけどの。。。。
では、はちみつが実際に結晶してしまったら、どのようにすればいいのでしょうか??

そのまま結晶した状態で使用する(召し上がる)。舌触りはよくないですが全く問題ありません。
あるいは、一般的におススメしているのは、やはり湯煎(ゆせん)してください。

蜂の巣は保温庫
蜂の巣は保温庫

はちみつの湯煎

結晶化したはちみつの湯煎のやり方をご説明します。

  1. はちみつの入った容器の蓋を開けてください。
  2. お鍋にお水やお湯をはって、弱火で熱してください。
  3. 60℃くらいになったら容器ごとお鍋の中心に入れてください。(60℃ってわからないという方、お風呂の温度が45度くらいですから熱湯です。指を入れたらアチ!と声がでる温度です。)
  4. 口の広い容器なら、乾いたお箸などをはちみつに付け、かき混ぜてください。口の狭い容器の場合は、容器をゆするなどして動かしてください。
  5. 結晶の度合いにもよりますが、15分くらいで結晶が解け始めます。
  6. あとは完全に結晶がとけるまで、弱火でコトコト様子をみてください。

なかなか目の離せない作業ですが、この方法で何回でも結晶を溶かすことができます。