はちみつとメープルシロップの違いを徹底解説!健康にはどちらが良い?

今回は、これもまたお客様から多い質問で、【はちみつとメープルシロップって何が違うの?】

というご質問に、はちみつマイスター監修のもと解説していきます。?はちみつマイスターだけなら、はちみつよりの解説になるのでは?と思われるかもしれませんが、私実は、メープルシロップを仕事上何十年も前から取り扱った実績があり、本場カナダのケベック州には何度となく行ったことがありまして、写真なども交えて解説できる知識はございますので、安心ください。

はちみつとメープルシロップの採集方法の違い

まずははちみつとメープルシロップの採集方法の違いについて詳しくご紹介します。

はちみつはミツバチの巣から

はちみつの採蜜方法はその名の通り、ミツバチの巣から採蜜する甘味料です。はちみつはミツバチがいろんな花から採取した花蜜(かみつ)を、ミツバチが巣の中でミツバチの羽で濃縮させているので濃厚な甘味料があることで人気があります。

はちみつは素となっている花の種類によって旨味が変わり、色や栄養素、成分も変わるので食べ比べすることができます。

世界中でさまざまなはちみつが発売されており、時期によっても風味が変わるのが特徴的です。そのため、はちみつは飽きずにいろんな味を楽しむことができます。

メープルシロップはカエデの木の樹液から

メープルシロップはサトウカエデ・イタヤカエデなどカエデ属の植物から採取した蜜のことを言います。カエデ属の植物に直接傷をつけて、朝夕の気温の変化を利用してあふれ出る樹液を採取していきます。採取した樹液を煮詰めていき、シロップ状にしていきます。

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メープルシロップは基本的に何種類かの色のグレードがあり、それにより風味も変わります。採取してから1度人間の手で煮詰めているので、保存方法がはちみつとも変わります。

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はちみつとメープルシロップの味と香りの違い

同じ甘味料として使用されているはちみつとメープルシロップですが、はちみつとメープルシロップはそれぞれ味や香りが全く違います。はちみつとメープルシロップの種類によっても風味が変わるのも特徴的です。

今回はそんなはちみつとメープルシロップの味と香りの違いについて詳しくご紹介します。はちみつとメープルシロップの味と香りの違いは実際に味わって比べることおススメします。

はちみつの味と香り

はちみつの味の特徴は、甘みがさっぱりしているものに人気があります。はちみつは種類にもよりますが、甘みにコクがあるので大人の味を楽しめるとの声も多いです。健康的に痩せたいダイエット食品としても大人気。

甘みの強いはちみつは、一口食べるとはちみつの香りが一気に口の中に広がっていき、花蜜(かみつ)が自然の力で凝縮されている旨味は人の手では作り出せない味になっています。

甘みの強いはちみつは少量でも甘味料として美味しく仕上がるので、料理にも使いやすいと言われています。はちみつの種類によって食べ比べしていきましょう。

メープルシロップの味と香り

メープルシロップははちみつよりも甘みがさらさらとしています。甘みが抑えられていますが、メープルシロップの香りは食欲をそそります。洋菓子によく使用されているのがメープルシロップです。

メープルシロップははちみつよりもクセがないので、小さい子供でも食べやすい味わいになっています。そのため、子供の定番お菓子であるホットケーキでもメープルシロップが使用されており、自宅に常備している方も多いです。

はちみつとメープルシロップの栄養素の違い

天然の甘味料であるはちみつとメープルシロップは、それぞれ栄養素が変わっていきます。はちみつとメープルシロップはそれぞれ栄養が高いですが、自分の身体と相談しながらはちみつとメープルシロップの栄養を補給しましょう。

はちみつの栄養素

栄養価が高いと言われているはちみつは、メープルシロップとの栄養の違いがあります。はちみつにはブドウ糖と果糖という単糖類、わずかですがオリゴ糖も含まれているのでカロリーが少し高めですが女性に嬉しい栄養がたくさん含まれています。

はちみつの栄養は花の種類によっても異なりますが、基本的にビタミンCやナイアシンなどビタミンの栄養素が幾分含まれています。女性に嬉しいアミノ酸も入っている。

メープルシロップの栄養素

子供からも人気のあるメープルシロップの栄養素は、先ほど紹介したはちみつとは違います。メープルシロップははちみつと違ってビタミンの栄養素が少ないですが、ミネラルをはちみつより多く含んでいます。

メープルシロップの栄養素は鉄分、カルシウム、カリウム、亜鉛、マンガンとなっており、女性にはもちろん男性にも嬉しい栄養素が含まれています。健康に気を使っている方でもバランスよく摂取でき、甘みもあるので良いこと尽くしです。

はちみつとメープルシロップのカロリー・糖質の違い

同じ甘味料で人気のあるはちみつとメープルシロップは、カロリーや糖質にも違いがあります。甘味料なのでカロリーは糖質は予めチェックしておきましょう。

今回はそんなはちみつとメープルシロップのカロリー・糖質の違いについて詳しくご紹介します。

はちみつのカロリー・糖質

はちみつのカロリーは100gあたり294kcal、糖質に関しては100gあたり79.7gになっています。もちろんはちみつによっても種類が変わりますが、基本的には100gあたり294kcal・100gあたり294kcalと覚えておきましょう。

はちみつは花の蜜をぎゅっと凝縮しているので、基本的にはカロリーや糖質が少し高いです。ですが、砂糖などと比べてもカロリーや糖質は低い数値になっており、ビタミンなど女性に嬉しい食材になっています。

メープルシロップのカロリー・糖質

メープルシロップのカロリーは100gあたり257kcal、糖質は100gあたり66.3gとなっています。若干ではありますが、はちみつよりもメープルシロップのほうがカロリーも糖質も数値が低いことで知られています。

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メープルシロップもはちみつ同様に種類によってカロリーや糖質が変動していきます。メープルシロップを作る過程で煮込んでいる最中に甘みを追加している場合は、その分カロリーや糖質も増えていくので注意しましょう。

はちみつとメープルシロップの保存方法の違い

原材料や採取方法で違いのあるはちみつとメープルシロップは、同じ甘味料ですが保存方法が変わります。はちみつとメープルシロップの保存方法1つで賞味期限に違いが出るので、事前にチェックしておくのがおすすめです。

今回はそんなはちみつとメープルシロップの保存方法の違いについて詳しくご紹介します。

はちみつは常温保存

はちみつは基本的に常温保存で保管するのがおすすめです。夏場でも直射日光を避けて保存すれば常温保存で最後まで美味しく味わうことができます。常温保存でも固まってしまった場合、使う前にお湯などで溶かすのがおすすめです。

万が一はちみつを冷蔵保存してしまうと、結晶化して白く固まってしまう現象が起こります。白く固まってしまうと風味も落ちてしまうので、封を開けたとしても常温保存にしましょう。

メープルシロップは冷蔵保存

メープルシロップの保存ははちみつと違い、冷蔵保存になります。開封前のメープルシロップであれば常温保存で大丈夫ですが、開封後は必ず冷蔵保存するようにしてください。また、封を開けたらなるべく早く使い終えるようにしましょう。

メープルシロップにははちみつにある抗菌作用がないため、1度封を開けて常温保存しているとどんどん菌が増えていきます。雑菌の繁殖を抑えるためにも冷蔵保存を忘れないように。

まとめ

はちみつとメープルシロップは料理に使用する場合ははちみつ、子供のお菓子に使用するならメープルシロップなどわかれています。

ダイエットの際に人気のある甘味料ですが、基本的にははちみつよりもメープルシロップの方がカロリーも糖質も低く、ダイエット向けの甘味料と言えるでしょう。

ですが、どちらも他の甘味料に比べてカロリーや糖質はかなり低い数値なので、ダイエットにおすすめです。

100gあたりの計算で出していますが、30gなど量を抑えることでよりダイエットに効果が期待できます。はちみつとメープルシロップはどちらも人間の健康におすすめの栄養素がたくさん含まれています。はちみつにはビタミン、メープルシロップにはミネラルなどの栄養素も変わるので、同時に摂取するのもおすすめです。

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よくある質問

Q.メープルシロップの賞味期限は?

メープルシロップの賞味期限は未開封で3年が一般的です。しかしながら開封後は要冷蔵(10℃以下)となります。

Q.メープルシロップのグレードとは?

1最も採取の時期が早い樹液で作られるのが、ゴールデン(デリケートテイスト)です。淡い色調とデリケートな風味が特徴です。主に料理やパン、お菓子にそのままかけて使われます。

2ゴールデンの後に採取される樹液から作られるのが、アンバー(リッチテイスト)です。美しい琥珀色で味わいがあります。市場で一番多くみられるタイプで、様々な料理やパン、お菓子に適しています。

3アンバーより更に後に採取される樹液から作られるのが、ダーク(ロバストテイスト)です。メープルの独特の風味が増します。肉や魚料理に適しています。

4採取時期の最後に採取される樹液から作られるのが、ベリーダーク(ストロングテイスト)です。メープルの風味が更に濃くなります。肉や魚料理に適しています。