世界の蜂蜜 ハンガリー アカシア

世界のはちみつ第三弾、カナダ・ニュージーランドと続き今回はハンガリーのはちみつをご紹介します。

<ハンガリー>

ハンガリーは中央ヨーロッパに位置する内陸の国です。首都ブダペストはドナウ川によって二分されており、市街地にはブダの中世のキャッスルヒルや、ペストのアンドラーシ通り沿いに建つ新古典主義様式の堂々とした建物群から、19 世紀の鎖式つり橋まで、主要な建造物が点在しています。ハンガリーの文化にはトルコやローマの影響が反映されており、温泉湖であるヘーヴィーズ湖のミネラルスパなどは、その代表的なものの 1 つです。

<ハンガリーの養蜂>

*国内には養蜂家が18000軒あり、22,000トンの生産量で、主なハチミツは、アカシア蜜と百花蜜になります。

*アカシアの花の大きさは、小さなぶどうの一房くらいの花ですが、開花時は、無数のアカシアの花で埋め尽くされます。 *農場が開拓されていますので、ワイルドフラワーが減ってきていますが、アカシアの蜜源は大きな変動はなく、天候に大きく作用されますが、比較的安定しているハチミツであります。

*産地は南と北に大きな範囲であります。南では、ブタペストより南の70~75km離れた、BACS-KISKUN(バーチ・キシュクン)地区にあるSOLT(ショルト)というポイントを中心にドナウ川に沿ったところや、そこから更に西の方にあるSOMOGY(ソモジ)地区の丘陵地帯が産地になります。また、北の地区ではSZABOLCS-SZATMAR(サボルチ・サトマール)地区にある、Nyirbator(ニールバートル)を中心とした丘陵地帯が産地になります。

*春の採蜜は3月の初旬から4月中旬のドナウ川近辺の、春先には、養蜂家のKoos Peter(コーシュ・ペター)を中心にドナウ川のほとりから、最初のハチミツ採集がスタートします。スノーホワイトと呼ばれている白い花が咲き乱れているドナウ川の周辺で蜂を増やすための採蜜をさせます。

*養蜂家のKoos Peter(コーシュ・ペター)は1934年から養蜂家をはじめ、3代目になります。 *実際の、採蜜は4月中旬からのナタネ、途中りんごの採蜜をし、メインのアカシア蜜を5月中旬より開始されます。 *日本はイタリアン種を使用しますが、ハンガリーの蜜蜂は、コーカシアン種を使用しています。これは、越冬から春の採蜜にかけて蜂の延び(勢い)があり、採蜜群に向いているようです.(寒さに強く蜂蜜を沢山採る種) *アカシア蜜は2回採蜜がありブタペストの南に始まり、1週間の間をあけて北の丘陵地での採蜜になります。 *1群で40~50kgを7~8回の採蜜で採集します。

<ハンガリーの養蜂政策>

ハンガリー国の農林省の指導により、養蜂家は蜂を置く場所はどこでも良いが、必ず農林省に届けを出すことによって、蜂場の近隣の農家が農薬を使用する場合は連絡が入り、蜜蜂を移動することが出来る。

また、ハンガリー国の農林省は、指定したダニ剤(ドイツ、バイエル社製)以外は一切使用させず、抗生物質や動物薬についても使用禁止のため安心である。

<はちみつの栄養成分>

エネルギー329Kcal、水分17.6g、タンパク質0.3g、脂質0g、炭水化物81.9g、灰分0.1g、【無機質】ナトリウム2.0mg、カリウム65.0mg、カルシウム4.0mg、マグネシウム2.0mg、リン5.0mg、鉄0.2mg、亜鉛0.1mg、銅0.04mg、マンガン0.21mg、クロム1.0㎍(マイクログラム)、【ビタミン】ビタミンA カロチンβ1.0㎍、ビタミンB20.01mg、ビタミンB60.02mg、葉酸7㎍、パントテン酸0.12mg、ピオチン0.4㎍

*あくまでもこの数値は目安です。