【創業110年はちみつ屋直伝】はちみつ梅干しの作り方

6月に入り、じめじめ感マックスになってくると、スーパーなどの青果売り場では小梅が店頭に並び、そのあと青梅と続きます。和歌山県の有名な梅の産地 みなべの南高梅が市場に並びだします。この機会を逃さずはちみつ梅干しの作り方を解説。

梅干しの作り方の流れ

梅干し作りは、梅が旬を迎える6~7月に行います。完熟した梅を使用すると、追熟やアク抜きなどの手間がかかりません。そのため、南高

梅を塩に漬け込みます。通常、1週間ほどです。

時期6月下旬

赤紫蘇などを加えた後、2週間ほど漬け込みます。

時期7月中旬

3~4日間ほど天日干しを行います。

上記はあくまでも目安であるため、時期が前後しても構いません。
梅を購入した時期に合わせて、スケジュールを立てましょう。

はちみつ梅干しの作り方

はちみつ梅干し【材料・用意するもの】

【材料】
●完熟(黄色く熟したもの)/ 800g~1kg

●粗塩/180g~200g

●はちみつ/200g~250g

●梅酢/梅800gに対して500ml

【道具】●竹串・爪楊枝

●漬け込み用の容器/ガラス、琺瑯、陶器などがおすすめです。金属製のものは酸や塩分に弱いので用いないでください。

●落し蓋/金属製のものは用いないでください。平らなお皿でもOK。

●重石/500g。ペットボトルやジッパー付き保存袋などでもOK。

●天日干し用ザル/平らなもの。魚干し用の網でも大丈夫です。

●ふきん・ペーパータオル

はちみつ梅干し手順

①梅を洗い、ヘタを取る

梅の実を水で丁寧に洗い、汚れや雑菌を落としましょう。
洗ったあとは、ふきんやペーパータオルで水気を拭いてください。

梅にヘタが残っている場合は、竹串や爪楊枝を用いてやさしく取り除いてください。

②塩とはちみつで漬け込む

まずは容器や蓋に焼酎を吹きつけて消毒してください。

その後、容器に「梅→塩→梅→塩」と交互に重ねていったら、最後に上からはちみつを入れましょう。塩分を気にされている方、塩分控えめに。

確実においしいく作るなら、市販で販売している「梅酢」をここで投入ください。梅酢を使ったら冷蔵庫へ直行③は飛ばしてください。

氷砂糖は使わない作る方です。

③梅酢があがる。

容器にすべての材料を投入したら、落し蓋をして、重石を載せて、冷暗所にて漬け込み開始です。

「落し蓋+重石」の用意が難しい場合は、梅にラップをかけ、ジッパー付きの保存袋やペットボトルに水を入れ、梅の上に載せてください。保存袋を用いる際には水漏れを防ぐため2重にしておきましょう。

漬け込んで2週間ほどで梅が梅酢に浸かってきたら冷蔵庫に移し、天日干しできそうな日まで保管してください。

④3日間天日干しをする。

梅酢が出てきているかどうかのチェックとあわせて、天気予報の確認も忘れずに。晴天が続きそうなタイミングを見計らって、いざ天日干しです。

天日干しするときは、日当たりだけでなく、風通しも良い場所を選びましょう。

晴天の朝、漬け込んだ容器から梅をひとつずつ取り出し、水気を切って、平らなザルに並べていきます。
梅と梅がくっつかないように、適度な距離を保ってください。

まんべんなく日光をあてるためには、ひっくり返してあげる必要があるのですが、梅とザルがくっついていると果皮が破れやすいので、日中は避けましょう。

夕方にザルごと室内に取り込んだあとで、梅をひとつずつひっくり返し、翌日に備えます。そうして朝が来たら再び太陽の下へ。

これを3日間続けると、甘くておいしいはちみつ梅干しのできあがりです。

まとめ

夏バテが気になる季節、梅とはちみつの効果で乗り切りましょう!酸っぱい梅干しが苦手という方必見!はちみつ梅干しの作り方をご紹介しました。ぜひ一度チャレンジしてみてください。

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