世界の蜂蜜 カナダハチミツ(クローバー)

くまのプーさんの本拠地、カナダハチミツをご案内。カナダと言えばメープルシロップが有名ですが、なんせ楓の花が国のシンボルになってるくらいなので。。。同じくらいはちみつ生産国としては全世界2位くらいのはちみつ採蜜国なんです。ディズニーのくまのプーさんもここカナダが発祥となり全世界にひろまったくらい。

お花としては、キャノーラ(菜の花)、クローバー(日本のそれとは違う)、あとはアルファルファといったところです。松治郎の舗(まつじろうのみせ)ではこの中のクローバーの蜂蜜を販売しております。

カナダはちみつ環境 カナダの蜂蜜の品質の高さは世界で認めらており、広大な面積にナタネ・クローバー・アルファルファが生育しています。これらの蜜からはミツバチはマイルドで白くおいしい蜂蜜を作り出します。太陽が降り注ぐ長い夏が続くカナダの高原で、ミツバチは様々な花から蜜を集めますが、ミツバチにとっては、長い夏というよりは、駆け足で過ぎ去っていく短い夏の間に一所懸命ハチミツを集めています。

カナダは、世界第2位の収穫率を誇り、世界第6位のハチミツ産出国です。
2002年には、カナダの養蜂業者は10州合計で約88,000軒、巣箱の数にして約585,680個、ハチミツの生産量は33,297トンそのうちの約21,900トンを輸出しています。

カナダハチミツの安全性 カナダのハチミツの安全性を品質は、カナダ食品検査庁(CFIA)はカナダの農産物法の蜂蜜に関する規定に基づき、厳格なカナダの基準に適合するよう生産者と輸入者を監督しています。

アルバータ州で採れる採蜜量は、カナダ10州の40%に相当します。ミツバチの数も20万群が活躍しています。

カナダの自然 アルバータ州といってもロッキー山脈の山麓に広がるValley view(バレイビュー)、Peace river(ピースリバー)を中心に、北部に位置する地域が主な産地になります。
ロッキー山脈の北側に位置し、そこから流れ出る伏流水を豊富に育んだ地で、孤絶した湖やビーチ、無数の川が流れ、最北部にはスイスが丸ごと入ってしまう広大な国立公園(ウッド・バッファロー国立公園)があります。
国定公園や雄大な自然に囲まれ、自然を保護している地域が多いです。Valley view(バレイビュー)、Peace river(ピースリバー)を中心に養蜂家の短い夏が始まります。
主なハチミツは、ナタネ蜜、クローバー蜜と、百花蜜になります。
アルバータ州の蜂蜜の産地の開花時は、数種類のクローバーの絨毯で埋め尽くされます。

農薬は指定されたものしか 使用されていません。それも採蜜が終了した後に一回だけです。それから考えても、翌年の採蜜時には残存しているとは思えません。
大きい農家で2万エーカーは土地をもっている。最低耕作面積は160エーカー(3000~4000エーカーは持っていないと、生活は成り立たない)と言われています。
牧草地に何を植えるかは地主で決まる。それは、種の価格で大きく変わります。

 

カナダの養蜂スタート 春の採蜜は、5月初旬からのバンクーバー近郊(越冬地)のブルーベリー農園での受粉に始まり、そこで採れるブルーベリー蜂蜜やブラックベリー蜂蜜からが、採蜜のスタートです。
6月の中旬から8月中旬のPeace river近辺にある牧草地に蜂をおいてカノーラから採蜜が始まり、松治郎の舗(まつじろうのみせ)で販売するホワイトクローバーやレッドクローバー、スウィートクローバーと順番に可愛い花が咲き乱れていきます。
蜜蜂は7000群保有し、短期間で450トンの採蜜をされます。1群で20kg~30kg。9月には霜が降りることがあり、そうなると採蜜は終了となります。

 

松治郎の舗(まつじろうのみせ)カナダ産結晶はちみつ