「喉の痛みを和らげる」はちみつのおススメの食べ方をご紹介

冬場でも夏場でも乾燥などで、喉に違和感を感じたり喉が痛いと感じたことがあると思います。こんな時期に喉が痛いって人に言えば、今の流行病に間違えられてしまいますよね。
でも、喉の痛みや咳は本当に辛いものです。そんな喉の痛みや咳止めの対策として、はちみつが有効であることをご存知でしょうか?
ここでは、喉の痛みや咳止めを解消するはちみつのおススメの食べ方などをご紹介します。

|なぜ、はちみつがのどに良いのか?

でもそもそもなぜ、はちみつが喉に良いのかを3点の理由解説したいと思います。

殺菌効果や防腐作用

そもそもはちみつはミツバチが作り出した世界最古の天然の保存食なんです。そのため、防腐作用によって菌を動けなくするする力があります。
最近の研究発表で呼吸器系の細菌の増殖を抑制する働きによって咳を止めることができるのです。小児用のシロップ状の咳止めと同じ効果があると報告されています。
また、はちみつ食品なので薬ではなく、副作用の心配なく安心して食べることができます。

粘膜保護作用

喉の粘膜を保護する作用があります。
はちみつの水分量は約20%と低いですが、周囲から水分を集めて閉じ込める保湿効果がとても高いです。適度な粘度と高い保湿効果で、乾燥から強力に喉粘膜を保護します。また喉に付着した雑菌を倒すだけではなく、荒れた粘膜を保護する作用があるのです。殺菌効果との相乗効果で、喉粘膜の保護能力が高まります。

疲労回復

はちみつには免疫力を高める作用があって感染症を抑えてくれます。
はちみつの主成分はブドウ糖と果糖で、この2つはどちらも構造がシンプルな単糖類です。単糖類は体内に吸収されると、即座にエネルギーとして消費されます。

なぜ喉の炎症が発生するのか?

慢性的な炎症が起こり、喉の軽い痛みや違和感が出るおもな原因は、

声の出しすぎ、熱い飲食物などの刺激物の摂取、乾燥、喫煙、飲酒などがあるようです。

それを改善するには、

喉の安静、空気の保湿、禁煙・禁酒、刺激物を避ける

があるようです。

|喉に良いはちみつドリンクのレシピ3選

もちろんペロっとはちみつを舐めていただくのもいいですが、「喉に良い」はちみつドリンク3選をご紹介します。

はちみつレモン

レモン漬け

レモンをスライスして水を沸かしたお湯にはちみつを入れてかき混ぜます。
冷たいのがお好みの場合は氷を入れて下さい。

ホットはちみつレモン

マグカップにはちみつ、レモン汁(レモンスライスでも可)、すりおろし生姜を入れてよく混ぜます。水も加えて更に混ぜます。
全てが溶けなくても温めた後にも混ぜるので安心して下さい。
マグカップをレンジに入れて温めます。
スプーンで混ぜて出来上がりです。

はちみつ生姜レモンティー

紅茶を作って材料を全部入れるだけです。
生姜は入れ過ぎてしまうと飲みにくくなるので量は調節が必要です。

|「はちみつうがい」はどうしてのどに良いのか?

はちみつには、グルコースオキシダーゼという酵素が含まれています。グルコースオキシダーゼははちみつの表面で空気中の酸素と結びつき、過酸化水素を作り出します。この過酸化水素の別名は、「オキシドール」。はちみつにはオキシドールの殺菌効果が含まれているので、喉についた菌を退けることができるのです。このことから、はちみつがやけどなどの外傷や皮膚、唇の荒れなどに湿布や塗り薬として広く使われてきました。


また、はちみつは独特のとろりとした粘り気は、喉の荒れた粘膜を保護して炎症を抑えます。こうして、はちみつは喉を殺菌し、痛みを和らげてくれます。
この作用を効果的に取り込めるのが、はちみつをぬるま湯で溶いてうがいをする「はちみつうがい」です。はちみつ湯はそのまま飲んでもいいのですが、甘いものやはちみつが苦手な方でも、飲まずにうがいをするだけなら、毎日取り組みやすいですよね。

お湯とはちみつだけでできる!はちみつうがいの方法

では実際にはちみつうがいの方法をご紹介します。

材料

はちみつ 15cc(大さじ1)
・ぬるま湯  150cc(4分の3カップ)
ぬるま湯にははちみつをよく溶かし、はちみつ湯を作っておきます。分量はあくまで目安ですから、お好みで調整してくださいね。

うがいの仕方

まず水を口に含み、歯磨き後の要領でグジュグジュと、喉ではなく口の中をうがいします。
いきなり喉ではちみつうがいをすると、口の中の細菌やウイルスがはちみつ湯に混じって喉についてしまいます。先に口の中をうがいすることで、口の中の細菌やウイルスが喉へ移らないようにするのです。
次に、はちみつ湯を口に含んで真上を向き、喉にはちみつ湯をしみこませるようにして、数秒うがいをします。

はちみつ湯ははちみつうがいに使うだけでなく、喉をゆっくり通すようにしてそのまま飲む方法でも喉の痛みを和らげる効果があります。
そのまま飲む場合は、ビタミンCを一緒に摂れるようにレモン汁を絞る、スポーツドリンクで割る、体が温まるおろし生姜と合わせる。はちみつ湯や、水で溶いたはちみつ水を飲むのは、口内炎や便秘、二日酔いの予防・解消などにもいいといわれています。

注意点

※1歳未満の乳児に対し、はちみつは強い食中毒を起こすリスクがあります。少量でも与えないようご注意ください。

はちみつは保存性にも優れていて扱いやすい食材ですし、はちみつ湯の作り方も簡単なので、喉に違和感があるときにはすぐに実践できるお手軽なケア方法。風邪のひきはじめの段階でしっかりケアし、大事になるのを防ぎましょう。

つらい咳、のどの痛みに【秘伝はちみつ大根】

古くから民間療法として使われていた「はちみつ大根」。
薬に頼らずになるべく自然の力で回復したい!
風邪や喉の痛みなどがあるときはもちろん、栄養価が高いので体調が良くない時にも効果絶大!

とってもとっても簡単に作れるのに
美味しい&体にやさしい!

小さなお子様も喜んで飲んでくれるはちみつ大根で作ったシロップは
風邪予防にも最適です!※1歳未満のお子様には蜂蜜はあたえないでください。

材料(約3日分)

大根1/3位(お好みの量で)
はちみつ 大根が浸る量
レモン(お好みで)スライス5枚程

作り方

  • 無農薬等の大根は皮のまま1㎝角の角切りにする
  • レモンも入れたい方は1/3位をスライス。または、いちょう切り レモンストレート果汁でも。(ビタミンCは風邪予防にはとてもおススメです)
  • 清潔な瓶に大根、レモンを入れ、はちみつを入れる ※はちみつの量はお好みですが 大根が半分以上浸るくらいの量がベスト。
  • 30分程ででどんどん大根エキスが出てきて 1晩漬けて出来上がり。

|まとめ

「喉に良い」はちみつドリンク3選をご紹介しました。はちみつレモン、はちみつホットレモン、はちみつ生姜レモンティーです。さらに「はちみつうがい」昔から伝えられている「はちみつ大根」、是非喉が痛いときにお試しください。

|のどに良いはちみつをお探しの方は、はちみつ屋松治郎の舗へ